So-net無料ブログ作成

"いくつしみ深き" Guitar Ver. [ギター演奏]

とても久しぶりにギターの演奏によるカバー曲です。今回は讃美歌312番の"いくつしみ深き"です。弦楽器をバックにアコギとエレキの演奏でしっとりとしたアレンジにしました。

W-25 & NT1-A

讃美歌は、以前、Amazing Graceをカバーしました(こちら)。数々のカバーがあるAmazing Graceとは異なり、今回は正統派の讃美歌です。自分は詳しくはなく「聞いたことがあるかも?」程度でしたが、讃美歌としては有名で教会の結婚式でもよく歌われるそうです。とても優しく美しいメロディーですね。

讃美歌なので原曲はとてもシンプルなコーラスのアレンジですが、今回は大きくアレンジを変えてみました。3回繰り返すメロディは原曲のままですが、アコギのアルペジオに加えて弦楽器とチェンバロでクラシカルな伴奏としました。特にコード進行を大幅に変えたので、備忘録代わりにコード進行を書いておきます。

まず、原曲のコード進行。コードは3つだけです。

|  F  |  B♭  |  F  |  C  |
|  F  |  B♭  |  F  |  F  |
|  C |  F  |  B♭  |  C  |
|  F  |  B♭  |  F  |  F  |

そしてアレンジ版、5行目は追加した間奏です。

| F  C(9)(onE) | Dm7 Gm(onB♭) | Am7 Dm7 | Gm C(9) |
| F  C(9)(onE) | Dm7 Gm(onB♭) | Am7 Dm7 C | F Gm7(onB♭) |
| C G(onB) B♭ | Am7 F | Dm7 Am7 | Gm |
| F  C(9)(onE) | Dm7 Gm(onB♭) | Am7 Dm7 C | F |
| Dm7 Gm7(onB♭) | C7 |

全然、違うのが分かると思います。この辺はアレンジの腕の見せ所ですね。

演奏ですが、弦楽器類は打ち込みのシンセ(Roland XV-3080)。 アコギはMorris W-25でマイク(RODE NT1-A)録り。エレキはいつものストラト、アンプシミュレーターは、Line 6 Pod2.0でLine 6 Crunch、SUHR Riotで音を調整しています。



(製作期間 : 2017年5月) 


nice!(20)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

"暗闇に咲く花" ベース&エレキ録音編2 [オリジナル曲:制作中]

今回も制作後記と言うことで、先週アップしたボカロ曲のオリジナル曲"暗闇に咲く花" についての雑記です。今回はベースとエレキの演奏についてです。ちょっと音源もアップします


リンクはこちら → https://youtu.be/5LIgcfTSfxk

制作記事の打ち込み編で仮に打ち込んだシンセサイザーのベースとエレキの音を紹介しました(こちら)。今回はそれと比較できるように、自分で演奏して録音したベースとエレキで同じ個所の音をアップします。同じ楽器編成ですが、その後、音を作り込んでいるのでべースとエレキ以外の音も少し変わっています。


単純に正確なのは打ち込みの方ですが、やっぱり自分は人間が弾いた方が好きです。特に、ピッキングによって微妙に変わる音色の変化は、まだまだ機械ではマネができないと思います。ベースだと弦がフレットにあたるパキッとしたノイズだったり、エレキの微妙な歪みの変化だったり、完成した曲だと聞き取れないような差異が実際には曲のノリを大きく左右します。

ただ、納得できるように弾くのはなかなか大変で時間がかかります。特に、今回、エレキに使ったBudda Twinmasterのシミュレーションはピッキングの強弱に物凄くシビアで演奏が難しかったです。簡単なアルペジオですが何度も録音をやり直しました。元のBuddaは高級アンプなだけあって弾く人を選ぶのかもしれませんね。

いつものようにトラックの構成も書いておきます。

Truck_Kurayami

 シンセサイザー ドラム Roland XV-3080 : 1トラック
 シンセサイザー シンセ類 Roland XV-3080 : 8トラック
 サンプリング スネア : 1トラック
 ベース : 1トラック
 エレキ・ギター : 5トラック
 ボーカロイド : 7トラック

(製作期間 : 2017年1月~5月) 

 
Copyright 2017 Katsumi Ochiai

nice!(18)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

"暗闇に咲く花" feat. MEIKO [オリジナル曲:ボーカロイド]

作詞編打ち込み編ベース&エレキ録音編と制作過程を紹介してきたボカロ曲が完成しました。今回は、スローなロックバラードからアップテンポでパンクな展開の曲です。オリジナルのイラストを使った動画も作成したので、ぜひご覧ください。


リンクはこちら → https://youtu.be/5LIgcfTSfxk

2曲ほどエレキを前面に出したバンド的な曲をアップしてますが、今回はさらにエレキを生かしたアレンジにしました。前半は軽く歪んだ音色でオールドロック的な演奏、後半はドライブ感のある今どきの演奏です。前後半でかなり曲調が変化してますが、いずれも自分の好きな曲調なので弾いていて楽しかったです。バンドでやったら気持ち良さそうです。

演奏ですが、ドラム、シンセは打ち込みのシンセ(Roland XV-3080)。サンプリングも使ってます。いつものベースで前半は指弾き、後半はピック弾き、Maxson CP-9でコンプレッサーをかけた後にMXR M80 Bass D.I.+でわずかに歪ませてます。

ギターはすべていつものフランイングV、アンプシミュレーターは、Line 6 Pod2.0。左右2パートで、左側の前半はBudda Twinmaster、後半はLine 6 Crunch、右側は前後半ともにMarshall JCM800(1990年)、リードギターはSUHR Riotで軽く歪ませてJCM800のシミュレートです。ボーカロイドは、MEIKO V3です。

動画と同じ音源ですが、いつものようにMP3もアップしておきます。


(製作期間 : 2017年1月~5月) 
 
Copyright 2017 Katsumi Ochiai

nice!(18)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

"暗闇に咲く花" ベース&エレキ録音編 [オリジナル曲:制作中]

作詞編打ち込み編に続き、オリジナルのボカロ曲の製作記です。今回はアレンジが終わり、ベースとエレキの録音風景を動画で紹介します。

今回もちょっとパンク的なアレンジですが、前作よりさらにオーソドックスなギターバンド風なアレンジにしました。ベースとエレキも難しいことはせずにオーソドックスな演奏です。あらためて自分の演奏を動画で見ても普通に弾いている感じですね。ただ、テンポが速い(BPM=192)のでちょっと大変でした。

ギターは2パートです。それぞれの演奏が分かりやすいように、ベースとエレキを順番に重ねていく編集にしました。なので、実際の曲の展開とは違います。

演奏ですが、いつものベースはピック弾き、Maxson CP-9でコンプレッサーをかけた後にMXR M80 Bass D.I.+でわずかに歪ませてます。ギターはいつものフランイングV、アンプシミュレーターは、Line 6 Pod2.0で1本目はMarshall JCM800(1990年)でひたすらダウンピッキング、2本目はLine 6 Crunchでパンク的なコード演奏です。

で、録音中の動画です。録音作業中のものですが、音の方は何テイクか録ったものをつないで編集したものです。



リンクはこちら → https://youtu.be/W9WMa1L04fg

前回、打ち込み編で紹介した曲調と全く違いますね。どんな展開になるかは完成をお楽しみに!

製作期間 : 2017年1月~)  


Copyright 2017 Katsumi Ochiai

nice!(8)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

ハーモニーの歴史2 [連載読み物]

成り立ちの歴史からハーモニーをやんわりと解説するシリーズの続きです。

 1回目のお話はこちら → ハーモニーの歴史1

第2回:別々の歌を歌えば...

02_Canon

パッヘルベルのカノンの冒頭
(チェンバロのパートは省略) 
3つバイオリンが2小節ずらして
まったく同じメロディーを演奏するカノン様式
コードでは語れないハーモニーの世界

メロディーにハーモニーを付ける場合、メロディーを演奏している人(普通、コーラスならソプラノ、オーケストラなら第一バイオリン)のパートが「主」となって、残りのパートは「従」となります。メロディー以外を演奏している人は、縁の下の力持ちで目立ちません。またまた、大昔に戻って音楽の成り立ちを考えると、これは不自然な事です。みんなが寄り集まって楽しく歌う場で従属関係があるというのはありえません。それどころか、楽譜のない大昔に全員がきっちり合わせて歌うのは困難であったはずです。

原初的な事を想像すると、他の人が歌うのに合いの手を入れたり、ワンテンポ遅れて歌ったり、はたまた適当なメロディーを入れてちょっかいを出したり...。などなど、一見いいかげんに脇で騒いでいる方が自然でしょう。このごく自然な行為が発展していくと、あるメロディーに対して違うメロディーを歌う行為に発展していきます。即興演奏によりメインのメロディーに歌や演奏をつけていくことが盛んに行われるようになっていきました。当初は、ハーモニーを意識していた訳ではないと思われますが、二つの音が重なれば時により奇麗に響く時とそうでない時が自然と現れます。特に理論や法則もないところで、いかに上手に響くように別の歌(メロディー)を重ねるかが職人芸となります。

このようなハーモニーの付け方は、ヨーロッパでバロック時代までに完成の域に達します。時代が進むと、単純に合いの手のように短いフレーズを入れるものばかりではなく、1曲丸まる違うメロディーが重なるようになり、パートも2つ以上の複数になっていきます。また、最初に出たメロディーをずらしたり、音程をひっくり返したり、前後を逆にしたりなどなど形式的にきっちりとした「模倣」を取り入れるようにもなってもいきます(これらはカノンやフーガと呼ばれ現在でも重要な編曲技法です)。これらの努力の中で、どうのような時に奇麗に響くかと言う法則が徐々に発見されていきました。このように同時にいくつものメロディーを演奏してハーモニーをつける方法はポリフォニーと言われ、全世界の音楽で聞かれます。

しかしながらヨーロッパのバロック後期に、譜面の書き方、楽器の改良などで大編成の演奏が可能になり、かつハーモニーの理論が分かりはじめると、ポリフォニーは全盛期を終えます。そして、現在一般的な方法、一つのメロディーに他のパートがハーモニーをつけていく方法にとって替わりました。これは、ホモフォニーと言い、現在、我々が聞いている音楽のほとんどがこれに当たります。

結局、現在ごく普通と考えられているホモフォニーによる作曲手法は、世界的にも歴史的にも少数派です。音楽は、ごく最近まで、世界中でポリフォニーによって作られてきました。そして現在のホモフォニーで作られた曲でも、名曲になればなるほど各パートの奥底にはポリフォニーが潜んでいます。つまりは、メインのメロディーパート以外も、綺麗なメロディーを歌うと言うことです。これは、「コード」と言う限られた概念では理解出来ません。ある歌に別の歌を重ねると言う音楽の本質であり、ハーモニーをつける際に最も重要な事です。

nice!(9)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽