So-net無料ブログ作成

"再会" ベース録音編 [オリジナル曲:制作中]

作詞編アレンジ編と制作過程を紹介しているボカロ曲ですが、今回はベースの録音です。今回も演奏の動画をアップしましたのでご覧ください。

Playig bass

前回、アレンジに苦労していることを書きましたが、何とかすべてのパートのアレンジを決めて録音の本番に入りました。まずはベースです。今回はミディアム・テンポ(BPM=142)の軽めのロックでもあり、指弾きでオーソドックスなベースを弾きました。

おとなしく弾けばポップス風の曲にもなりそうですが、自分としてはやはりロックなノリを保ちたいので、曲調の割にはバリバリと弾いてます。特に、コンプのCP-9の音色が生きるように右手のアタックを強くして弾いてみました。ちょっとやり過ぎだったかもしれませんが、ミックスで何とかなるかと思います。

演奏ですが、ドラムは打ち込みのシンセ(Roland XV-3080)。サンプリングも使ってます。いつものベースMaxon CP-9でコンプをかけMXR M80 Bass D.I.+でわずかに歪ませてます。録音作業中の動画ですが、音の方は何テイクか録ったものを編集しています。では、どうぞ!



リンクはこちら → https://youtu.be/ROUjBjG2udI

(製作期間 : 2017年9月~) 

Copyright 2017 Katsumi Ochiai

nice!(15)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

"再会" アレンジ編 [オリジナル曲:制作中]

先々週、作詞を紹介したボカロ曲の製作記の続きです。今回はアレンジの途中で、ざっとすべての楽器を打ち込み&録音したところです。製作途中の音源も紹介します。

Recording item

しばらく、エレキを中心にしたロック的なアレンジが続いてます。今回はエレキを前面に出しつつもシンセも入れて少しポップスよりにしています。アレンジに試行錯誤はつきものですが、エレキは自分の演奏の録音、シンセは打ち込みと別れるので、両者を同じぐらいのバランスで組み合わせようと思うとちょっと面倒くさいです。

それでも、シンセの方は打ち込みなので音色も簡単に変えられますし、演奏もPCの操作で簡単に編集ができます。一方、エレキの方はあれこれ弾いて録音してイマイチだとやり直しと、かなり時間がかかります。シンセがなくてエレキが主役の方が自由に弾けるので楽だったりします。

と言うことで、かなり苦戦しているアレンジ作業、まだ演奏もそれなりです。この後、ボカロを調声してアレンジを仕上げてから、本番の録音ではしっかりと弾こうと思います。音源は1コーラスの抜粋で、歌はなしで伴奏のみです。



(製作期間 : 2017年9月~) 

Copyright 2017 Katsumi Ochiai

nice!(15)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

ハーモニーの歴史7 [連載読み物]

成り立ちの歴史からハーモニーをやんわりと解説するシリーズの続きです。
 
  前回のお話はこちら → ハーモニーの歴史6
 1回目のお話はこちら → ハーモニーの歴史1

第7回:積み重ねれば...
 
07_Tension code
上段:ドミナント・モーション
すべてのコード進行の基本
下段:テンション・コード
不協和に近いが上手に使えばお洒落に

前回は、3度の音の積み重ねによるハーモニーと倍音の関係、現在、使われている平均律に基づいた音階は実際には綺麗に響かないことを説明しました。結局は、あらゆるキーを演奏できて自由な転調を手に入れることの代償として、ハーモニーの美しさは犠牲になりました。だだし、転調をはじめとする自由なコード進行は、この後のハーモニーの発展の基幹となるわけで、あながち悪いことばかりではありません。バロック中期に平均律を手に入れた西洋音楽は、ここで、一気に進化を加速させます。

「フラットしたシ」の音を加えた4音のハーモニーに話を戻しましょう。3音のハーモニーで4種類の響きを手に入れたように、4音では、さらに多彩な響きを手に入れることが出来ます。短3度と長3度の順列組み合わせでたくさんの種類があります。実際には似たようなものを同類として「コードの機能」により分類をするのですが、大変煩雑なのでここではその説明はやめておきましょう。

「フラットしたシ」を加えたコードは、7thコードと言われ、この後のコード進行の発展の中心的な役割を担うことになります。それは、7thコードが「ド、ミ、ソ」のみのハーモニーよりも響きが不安定だからです。7thコードは響きが落ち着かないために長くは持続できません。よって、他の落ち着いたコードへ進みたくなります。これが、コードを次々と変えていく(コードを進行させる)原動力となります。特に、ドミナント7thと呼ばれる「ソ、シ、レ、ファ」の7thコードは、「ド、ミ、ソ」の安定したコードへ進む力が強く、この動きがすべてのコード進行の土台となります。これは、「ドミナント・モーション」と言われ、何百とある多彩なコード進行の多くは、この変形と言えるでしょう。逆に、コード進行の分析とは、いろいろ理由をつけて「ドミナント・モーション」へ解釈をつなげることとも言えます。

「フラットしたシ」を加えて4音のハーモニーを得ましたが、同じ考えでさらに3度上の音を加えていくことが出来ます。9thの「1オクターブ上のレ」、11thの「1オクターブ上のファ」、13thの「1オクターブ上のラ」です。もう一つ上の3度は、「2オクターブ上のド」になり、転回を考えるとハーモニーとしては意味がありません。つまり、3度の音の積み重ねは、13thで打ち止めとなります。数が限られるとは言え、7thコードと同様に(それぞれの3度間の音程差により)たくさんの種類が現れます。しかし、どれもコード進行の機能としては、7thコードの延長と考えて良いでしょう。これらは「テンション・コード」と言われ、転調とともに3度のハーモニーを発展させる原動力となります。

「テンション・コード」は、ハーモニーに彩りを与えます。ただし、「ド、ミ、ソ」のハーモニーと比較すると不安定で、不協和音に近いものです。すでに、13thは、ベートーベンの時代から使われていますが、多くの人がこれらの響きを「美しい」と思うようになるのはもう100年ぐらい後、印象派の時代です。さらに、大衆音楽(今で言えばポップス)で日常的に使われるようになるのは、さらに100年後ですね(つまり最近)。偉大な作曲家は、時代をどんどん進みますが、世間一般の耳が慣れるのには時間がかかります。


nice!(14)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

"再会" 作詞編 [オリジナル曲:制作中]

1曲、カバー曲を挟みましたが、またボカロのオリジナル曲の製作を再開しました。今回も歌詞から紹介です。

Music Saikai

今回は、前回のボカロ曲"約束"の続編的な曲です。実は、始めは続編を作ろうと思ったわけではなく、もう少し違う歌詞を書き始めました。書いているうちに、前回、離れ離れになった主人公を再会させてあげたいなと思ったのです。途中で路線変更をしたせいでメロディーも、再三、書き直すことになり、完成にこぎ着けるまで苦労することになりました。

前回の曲がとても好みに仕上がったので、歌詞の方はつい影響されてしまいましたが、曲調はエレキを中心にしながらもかなりポップにしようと思ってます。

 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
  再会

また会えたね 信じていた この日のこと

あの時 振り向き微笑んだ 君を忘れはしないよ
会えない寂しさ つのるけど もう会えないわけじゃない

でもね 離れ離れになり君を思えば あの温もりが恋しいよ
そして長い夜と降り続ける雨が 終わる時が来たんだ

また会えたね 信じていた この日のこと
いくつもの季節が過ぎたけど
君の声と優しさは忘れなかった
あの時に触れた指が いつも覚えてた

本当の気持ち いつまでも 変わらずに暖めてた
雨の日に濡れて震えても 胸の奥を灯してた

暗い道を一人歩く 星を頼りに 心細く寂しけど
今は再び会い 君に触れる時が待ち遠しい ほんとに

愛してると言うだけでは伝わらない
見つめあい 心を満たしあう
そして強く手をつないで歩き出せば
二度と離れないと信じてる 永遠に

また会えたね 信じていた この日のこと
いくつもの季節が過ぎたけど
大好きだと言えば応えてくれるから
何度でも今は君に言うよ 大好きと
 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

いつものように、これからアレンジを始めるので完成はしばらく後です。

(製作期間 : 2017年9月~) 

Copyright 2017 Katsumi Ochiai

nice!(13)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

メロディーが浮かぶ時:テーマ編 [雑感]

以前もメロディーを作るシチュエーションについて記事を書いたことがありますが、今回は少し異なった観点で書いてみます。作曲という目に見えない作業なので、今回もとっても抽象的ですが、、、。

Music & Theme

作曲から始めるにせよ、作詞から始めるにせよ、作り始める時には何かしらのテーマがあります。それは、とても抽象的なことで「思い」のようなものです。何かしらの感情を曲で表現したいと言う「思い」です。自分自身のことであれ見聞きしたことであれ、生きていれば何かしら心が動かされることがあり、その「思い」をメロディーとして形にすることが作曲だと思います。

ただし、悲しいことがあったから悲しい曲を作ると言う単純なものではありません。自分自身の悲しい事でも他者からの観点で切り出せば勇気づける明るい曲になるかもしれません。感情と言う不確かで揺れ動くものを切り出すので、感受性があればいろいろな側面から見ることができます。

文章に例えると分かりやすいと思います。単純に切り出せば日記のように表現の幅が狭いものになりますし、そこに独自の考えを入れればエッセーに膨らみます。さらに想像力を働かせれば小説にもなるでしょう。このように、単純な感情が複雑な思いへ成長していくと作品のテーマとして固まってきます。

さらにそのテーマを頭の中でメロディーや詞のイメージへ変換していくわけですが、この変換作業が最も難しいと思います。頭の中の感情はとても複雑ですし刻々と変化していきます。とても多種多様で膨大です。それに対して、頭の中にストックされているメロディーや詞のアイデアは有限です。これまでに聴いてきた膨大な曲からほんの一部が知識として自分の頭の中にストックされているにすぎません。

テーマに対して当てはまるストックがないと形にならないので、何年も作曲をやっていてもいつも苦労します。自分の頭の中にあるストックの少なさを痛感します。ストックを増やすには、とにかく、たくさんの曲を真剣に聴くしかないですね。作曲に限りませんが創造的な作業は、そういうものだとは思います。

余談ですが、感情とメロディー・詩の膨大な対比表があれば曲が作れてしまうとも言えます。人間が習得するのは何年もかかりますが、コンピューターが発達して、過去の膨大な作品を入力すれば意外と簡単にAIが作ってしまうのかもしれません。ちょっと恐ろしいですね。


タグ:作曲 テーマ
nice!(15)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽