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"晴れた空を願う" ベース録音編 [オリジナル曲:制作中]

先週の作詞編に続いてボカロ曲の製作過程の紹介。いつものようにベースの録音を動画で紹介します。

作詞編でも書きましたが、今回はスローテンポ(BPM=87)のポップスですが、いつものようにエレキを前面に出してロック的なアレンジにする予定です。そこで、ベースもおとなしくルート音を弾くのではなく、動きの多いフレーズでアレンジをしました。

基本はコードの構成音を中心に滑らかにつながるようにフレーズを選んでいきますが、ロックっぽさを出すために、適度に16分音符もからめてスピード感を出すようにしました。なので、テンポが遅いわりに左手が忙しくて、演奏はかなり苦戦しました。

いろいろなフレーズを弾き分けてますがフレーズを暗記して弾いているわけではないので、コード譜をにらめっこしながら間違えないように弾くのも大変でした。

動画の演奏ですが、1コーラス目の抜粋です。ドラムは打ち込みのシンセ(Roland XV-3080)。サンプリングも使ってます。いつものベースMaxon CP-9でコンプをかけMXR M80 Bass D.I.+で歪ませてます。録音作業中の動画ですが、音の方は何テイクか録ったものを編集しています。では、どうぞ!



リンクはこちら → https://youtu.be/wfzWuf_-u1I

(製作期間 : 2018年6月~) 


Copyright 2018 Katsumi Ochiai

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ハーモニーの歴史12 [連載読み物]

成り立ちの歴史からハーモニーをやんわりと解説するシリーズの続きです。
 
  前回のお話はこちら → ハーモニーの歴史11
 1回目のお話はこちら → ハーモニーの歴史1

第12回: 究極のポリフォニー(ポリフォニー編3)
 
12_Das Wohltemperirte Clavier 
J.S.バッハの平均律クラヴィーア曲集
第1巻 第1番 ハ長調からフーガ
鍵盤1台で奏でる4声のフーガ
順番に現れる主題を彩る多彩なハーモニーがとても美しい

カノンはポリフォニー音楽のかなめであり、各声部がバラバラになりがちなポリフォーニーに統一感を持たせる為の重要な形式だと言えます。そして、ポリフォニーを象徴するもう一つの形式、そして究極のポリフォニーが「フーガ」です。

フーガは各声部が同一のメロディーを演奏する点では、カノンと近いものがあります。通常の形式では、まず最初の声部が単独でメロディーを演奏します。カノンと異なり、たいていの場合は、数小節の短いメロディーで完結します。そして、最初の声部のメロディーが終わると同時に、2番目の声部が同じメロディーの演奏を始めます。ただし、ここでキー(調)は、5度上等に移調されます。その間、最初の声部も休むことなく演奏しますが、メロディーは自由に動きます。アドリブ的に多彩なメロディーを演奏しながら2番目のメロディーにハーモニーをつけることになります。

同じように、3番目、4番目の声部が入ってきます(声部の数は、曲により2~6ぐらいまであります)。各声部は、順番に同じメロディーを演奏しますがそれぞれキーが異なり、また、他の声部が演奏しているときは、全く異なるメロディーを演奏することになります。そして、全部の声部が終わると間奏が入ります。間奏は、複雑なハーモニー処理で最初の調(キー)から大きく逸脱した演奏をもとの調に戻るために必要となります。編曲としては、カノンの手法を用いたり即興演奏となったり、多彩かつ高度なものが多く聞かれます。その後、また、いづれかの声部が最初のメロディーを演奏して2順目の演奏が始まります。何順するかは、曲によりいろいろです。

カノンとの一番の違いは、各声部のメロディーが重ならない為、今どこの声部がメロディーを演奏しているか聞き取りやすいことです。また、各声部が自由に動けるため作曲的にも演奏的にも高度なものが求められます。同一のメロディーを用いながら、毎回異なるハーモニーの処理や転調等が行なわれます。

ポリフォニーとして高度な技法であるフーガですが、バッハをピークとして急速に消滅していきます。その後はベートーベンで少し聴かれるぐらいです。曲の進行において形式が厳格であるがゆえに、古臭くなってしまったのかもしれません。ただし、各声部で同じメロディーを繰り替えすと言う最小限の決まり事の中で、無限のハーモニーを即興的な演奏の中で生み出すフーガの技法は、究極のハーモニーと言う事が出来ます。

フーガに限らずポリフォニー音楽は、バロック時代が全盛期で、バッハをもって完成し同時に終焉を迎えました。ただし、形式としては過去のものとなりましたが、現代のホモホニーのハーモニーにおいても、各部分を見ていくとこれらの要素がたくさん見うけられます。ポリフォニーの基礎があって始めて、ホモホニーが理解できると言えます。


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"晴れた空を願う" 作詞編 [オリジナル曲:制作中]

また、ボカロのオリジナル曲の製作を再開しました。ハードな曲が続いたいので、今回はスローテンポでソフトな曲の予定です。いつものように歌詞から紹介です。

HaretaSora music

今回はどんな曲を作るかでちょっと迷って制作の間が空いてしまいした。頭の中には次に作りたい曲が行列しているのですが、続けて似たような曲を作るとアイデア不足でアレンジがイマイチになりがち。とは言っても、毎回、極端に違う曲調を作るのも、いろいろと機材の設定が異なるので作る手間が大変。なので、作る順番は結構難しかったりします。

今回は、久しぶりにスローテンポとは思ったものの、最近はエレキを主にしたアレンジが好みなので、ピアノやストリングスを主としたバラードにはしたくないと思いました。では、どうしようかと悩んでいて作り始められませんでした。

そんな悩みが詞にも影響したようで、暗いのか前向きなのか微妙な歌詞になってしまいました。でも、元々、揺れる感情を歌にしたかったので、思った通りのイメージにはなりました。とかとか、自分自身もいろいろと迷って気持ちが揺れながら作っています。

 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
  晴れた空を願う

(*1)
濡れた街に光が差して 霞む心を流し去るから
共に時を刻む先には 晴れた空を願う

伝えたい事があるけれど 今は届かないと気付いた
茜さす街にたたずんで 君の後ろ姿を求め続ける

崩れていく視線の先には 過ぎ去ったあの日 暗闇迫る

(*2)
空にかざすこの手のひらが 紅に染まり溶け出してく
強く握り離れないから 晴れた空を願う

いつまでも君だけを見てた そして気持ちが通じ合った
悲しみが暮れる空に消え 信じ合えば闇にも光が差すよ

手をつないだら消えてしまう 雨の雫が君を消し去る

(*1)繰り返し

君に届くはずだった 大好きだったから
雨に濡れて歩いたら 君に必ず会えると信じている

(*2)繰り返し

晴れた空を願う

 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

この後、アレンジ作業もエレキがイメージ通りになるか悩みそうです。

(製作期間 : 2018年6月~) 

Copyright 2018 Katsumi Ochiai

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好きなバンド・歌手 [雑感]

今回は自分の音楽の趣向についてつらつらと書いてみます。このブログでもお気に入りのCDを紹介してますが、結構、バラバラだと思います。そのあたりを書いてみます。

Favorites

自分の音楽の趣味は基本的にロック・ポップスですが、大きく分けてメタル系、テクノ・エレクトリック系、女性ボーカル系の3つのジャンルだと思います。自分はギター弾きでもありますが、楽曲でギターはあまり興味がなく、聴くのは歌が中心です。あと、クラシックも好きですが今回は割愛します。

メタル系と言ってもデス・メタルからメロディアスなものまで結構幅広いです。また、メタルではないですが、同じように過激なハードコア系のパンクも好きです。

テクノ・エレクトリックは、ビッグビート的なリズムが激しいのが好きで、ジャンルは全く違いますがメタル同様にゴリゴリの激しいリズムと言う点で、自分的にはあまり境目がなく聴いてたりします。

女性ボーカルは癖のある声や歌い方の人が好きです。そのツボにはまれば曲調にこだわりは少なく、アイドル系もばっちりOKです。ちなみに、メタルやテクノも癖のある女性ボーカルだとベストです。

もう一つの面は、かなり新し物好きだということです。もちろん、音楽を聴き始めた学生の頃の古いバンドや曲に思い入れがないわけではないですが、今ではあまり聴きません。時代毎の新しいバンドに食指が動きます。毎日のようにFMラジオやネットで新しい曲をチェックして、気に入るとCDを買って聴き込みます。

音楽は流行り廃りが早いので、特定のジャンルやバンドだけに興味が集中すると、次第に聴くものがなくなってしまいます。実際に80年代後半にメタルが死に絶えて21世紀になって新しいバンドが出始めるまでの空白期間は、メタル系は全く聞かずに当時流行りのテクノ系やパンク系を聴いてました。特定のバンドが好きと言うこともなく、いろいろなバンドの旬の時期のCDのみを買う感じです。

こんな感じなので趣向がかなりバラバラになってしまいます。ただし、自分は作曲が趣味なので幅広いジャンルを聴くことはとても勉強になるし必要な事なので、必然的にこうなってしまうのかもしれません。

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ハーモニーの歴史11 [連載読み物]

成り立ちの歴史からハーモニーをやんわりと解説するシリーズの続きです。
 
  前回のお話はこちら → ハーモニーの歴史10
 1回目のお話はこちら → ハーモニーの歴史1

第11回:みんなで重ねれば(ポリフォニー編2)
 
11_Musical offering No3 canon
J.S.バッハの音楽の捧げ物から逆行カノン
(原譜はソプラノ記号だがト音記号で記譜)
楽譜は1声だが実際は2声のカノン
最後にある逆さまになったト音記号がミソ
もう一人は楽譜を上下逆に読んで曲の最後から逆行して演奏する

前回は、コーラスなどの各声部の流れからコードでは説明できないハーモニーの多彩さを説明しました。例えば、コード進行で表現すれば単純なストリングスの演奏でも、実際にクラシック等で聞かれる演奏は多彩な響きを持っています。逆に、いくら綺麗なストリングスの音色を使っても、シンセサイザーの鍵盤でコードをなぞっていくだけでは、これらのまねはできません。そして、さらに各声部のメロディーを突き詰めていくとポリフォニーを避けて通れなくなります。

以前、説明したように、ポリフォニーは各声部が別々のメロディーを歌いかつ全体としてハーモニーとしての調和も取れた形式を言います。現代の音楽では完全なポリフォニーの曲を作ることはまれで、部分的な味付けとなる場合が多いでしょう。しかし、概念を説明するために、完全なポリフォニーの曲の形式を説明しましょう。

ポリフォニーの形式はたくさんあります。形式に捕らわれずに1曲を通して各声部がまったく違うメロディーを歌うことも出来ますが、それでは規則も何もなく説明しようありませんし、聴く立場からみても、それぞれのメロディーを聞き取る事は不可能です。そこで、もっとも一般的な「カノン」形式を説明しましょう。

カノンの基本は、同じメロディーを各声部がワンテンポずらして歌うことです。簡単な例では、「かえるの歌」はカノンそのものです。各声部が、何小節かづつずれて同じメロディーを歌い出すと、それがきれいなハーモニーになるように、あらかじめメロディーに細工がしてあるわけです。どの声部も主役でありながら相手にハーモニーをつけてあげるわけです。ソプラノが主役でそれ以外は脇役であるホモホニーとは異なり、主従関係のないハーモニーの世界です。

「かえるの歌」は単純な例ですが、実際にもっと複雑で長いメロディーになってくると、とたんに作曲が難しくなってきます。すべてが同じメロディーを歌っているわけですから、不協和音を除く為に一つの声部のメロディーを変えると、他のすべてのメロディーも変り、また別の箇所で不協和音が発生します。あちらを立てればこちらが立たずです。そこで、ある声部の一部だけメロディーを変えてしまって処理することも出来ますが、これは各声部に主従関係が生まれてしまいます。逆に、すべての声部が完全に同じメロディーとなっている曲は、「厳格」なカノンとされ、ある意味、数学的な精巧さがあります。そして、なによりすべての声部が主役で演奏が楽しい曲になります。

カノンには、さらに多くの種類があります。最初のメロディーをそのままなぞるのではなく、逆から演奏するもの(2番目の声部は、最初の声部のメロディーを楽譜の後ろから演奏する)、音程が逆になっているもの(音符を上下逆にする)、音程が異なるもの(音符を上下に平行移動)テンポが倍になったり半分になるものなどなどです。一見、遊びのような手法ですが、各声部の音程やテンポが異なるのでハーモニーも刻々と変り、作曲には高度なテクニックが求められます。これらの手法で「厳格」なカノンを作るのは至難の技でしょう。


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